埼玉県ふじみ野市 民部佳代の市議会blog

ふじみ野市議会議員民部佳代のブログです。 議会のこと、市政運営のことなど、若干固めの話をゆっくり書いています。 日ごろの活動や考え方はtwitter、facebookで公開中。 公式サイトは http://mimbu.com

ふじみ野

PCR検査費用を助成ーふじみ野市

ふじみ野市が新型コロナウイルス感染症のPCR検査費用を助成するとの発表がありました。
プレス発表も行われましたが、議会にも資料提供がありましたので制度についてお知らせします。

助成が受けられる対象は、発熱などの症状がない以下の人。

①65歳以上の高齢者
②市内の施設で業務に従事する医療・介護従事者、学校等関係職員、未就学児童施設関係者など、社会の機能を維持するために就業が必要な人

期間は2020年12月1日から2021年3月31日まで。
期間中に1度だけ、5000円の自己負担で検査を受けることができます。

なお今まで通り、新型コロナウイルスの特有の症状があるなど感染が疑われる人や、陽性と診断された人の濃厚接触者は保健所が行政検査を行います。また何らかの症状があり検査が必要と医師が診断した場合は、保険診療で検査を受けられます。

今回の助成は、陽性者が身近にいたなどの要件はありません。
65歳以上の人が介護施設に入ることになったのでその前に念のため受けておきたいとか、保育士が家族が熱を出したので仕事に行く前に確認したいなど、不安に思うときに助成を受けることができます。

事前に市の保健センターに郵送または電子申請で申し込み、受診券を発行してもらったうえで、市が指定する検査機関(ふじみ野救急クリニック)で検査を受けます。
自己負担分の5000円は、ふじみ野救急クリニックに支払います。(生活保護受給は自己負担なし)

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助成を受けられるのは1回だけなので、複数回の検査を希望する場合は2回目から全額自己負担になります。ふじみ野救急クリニックのサイトによれば、1回1万円(11月6日現在)で受けれれるとのこと。

また検査を受けて陰性でも、それは検査を受けた時点での結果であり、その後に感染する可能性もある上、検査の結果も100%ではないので、引き続き感染対策を行うことも必要です。

詳細については今後、市のサイトや市報などでお知らせがあるはずですので、検査を希望する人はそちらをご覧ください。



埼玉県で新立憲民主党が旗揚げ

立憲民主党が誕生して3年。
その間にも公文書の改ざん、閣僚経験者の不祥事、さらには短絡的な政治主導によるコロナ対策や大学入試改革の混乱など、一強多弱の国会運営で政治に緊張感が失われ国民生活にも影響が出ています。

この状況を変えるべく旧立憲民主党と旧国民民主党が解党したうえで合流。新しく立憲民主党が立ち上がり、その地方組織である埼玉県総支部連合会の設立大会が10月25日に行われました。

県内では、旧立憲民主党の国会議員、総支部長(次期衆議院候補予定者)、自治体議員は、全員新党に入党。旧国民民主党からも多くの議員と総支部長が入党し、新体制では国会議員7名、総支部長5名、自治体議員51名の合計63名でのスタートとなりました。

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総支部連合会の代表は大島敦衆議院議員が就任。
新党が地方議員の信頼の上に成り立っているとして、一つにまとまることを呼びかけました。

また党本部の立場で、枝野代表が挨拶。
コロナ禍で女性や若者で自ら命を絶つ人が増えていることにふれ、国民生活を守るために合流新党を呼びかけた、次の総選挙では菅か枝野かを選んでもらう政権選択の選挙にしたいと、新党結成に向けての思いを訴えました。

民部は、埼玉県連でジェンダー平等推進委員長に就任しました。

安倍政権では女性活躍推進を掲げましたが、指導的立場にいる女性の登用は進まず、女性の正規雇用は減り非正規化が進み、「女性はいくらでも嘘をつく」などジェンダーに対する偏見も目立ちます。

選択的夫婦別姓や性犯罪に対する向き合い方など、ジェンダーに関する政策は立憲民主党と自民党との違いが最も現れる分野です。女性議員の多い立憲民主党ならではの取り組みを行えればと思います。



子どものインフルエンザワクチンも全額補助

これから冬にかけてインフルエンザが増えるシーズン。新型コロナウイルス感染症の同時流行で、医療体制に負担がかかることが懸念されています。

そこでふじみ野市では今年度に限り、65歳以上の高齢者、生後6か月から中学3年生までの子ども、妊婦を対象に、自己負担なしで予防接種が受けられるようになりました。

9月25日、ふじみ野市議会9月定例会の最終日。
これらの費用が補正予算として提案され、全会一致で可決されました。

以下、質疑の中で明らかになったことです。


事業の内容

65歳以上の高齢者については、例年は1回1500円だった自己負担分を市が負担します。
60歳以上、65歳未満で免疫機能に障害がある方(身体障害者手帳1級程度の方)も対象です。

加えて生後6か月の誕生日前日から中学3年生までの子どもと妊婦も、通常は1回4000円程度かかる費用を全額市が補助します。なお12歳までの子どもは4週間程度の間隔をあけて2回接種、13歳以上は通常1回接種です。回数やスケジュール等については、医師にご相談ください。

高齢者は定期接種、子どもと妊婦は任意接種となります。( 定期接種と任意接種の違い )


実施期間

2020年10月1日から2021年1月31日までの接種が対象です。その期間を過ぎると全額自己負担になるので、注意してください。

なお厚生労働省から高齢者以外は接種時期を10月26日以降に遅らせるようにとの協力のお願いが出ていますが、あくまで「お願い」であり、ふじみ野市では対象の年齢であれば10月1日から市の負担で接種できるとのことです。特に子どもは免疫を得るために2回接種が必要なことから、早めに接種したほうがよさそうです。

医療機関ではすでに今年のインフルエンザワクチンの予約が始まっています。今年はワクチンを確実に確保するため、予約のみ受け付けているところもあるようです。


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今回の議案審議の調査で知ったことですが、子どものインフルエンザワクチンは1994年まで定期接種だったそうです。インフルエンザは子どもが集団生活をおくる学校が感染の源となることが多く、子どもに対して感染予防をすれば社会全体での流行が防げるとされていたからです。

その後、ワクチンに対する不信感や子どもにだけ接種するのは人権侵害ではないかなどの世論に押されて任意接種となり、「病気は個人が防ぐもの」という意識に変わってきました。

しかし今回の新型コロナウイルス感染症の拡大をみれば、感染症は個人で防げるものではなく、やはり社会全体で取り組まなければならない問題だということが分かります。

高齢者や子供に限らず、人と接する機会が多い人はインフルエンザワクチンを接種して感染拡大に協力したほうがよさそうです。



水害対策が新たな被害を招いた?-9月定例会一般質問

県が行った水害対策で、別の場所が浸水するようになったのではないか。
9月定例会では、パネルを持ち込んで一般質問に臨みました。

取り上げたのは、ふじみ野市元福岡地域の内水被害。
内水とは川の氾濫による洪水ではなく、川に流しきれず堤防の内側であふれてしまう雨水のこと。

川越市とふじみ野市の市境に流れる川越江川は新河岸川へ合流するのですが、合流地点のふじみ野市元福岡地区と川越市寺尾地区ではたびたび雨水があふれて浸水が起きています。


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特に2017年(平成29年)の台風第21号では、元福岡地区208件、寺尾地区238件の合計446件が床上浸水。また2年後の2019年(令和元年)台風第19号では元福岡地区37件、寺尾地区141件の合計178件が床上浸水しました。

2019年の被災者はほとんどの人が2017年にも被災していて、やっと家を修復して元の生活が送れると思った矢先の災害。また同じ災害が繰り返されるのではないかと雨が降るたびに心配し、この地域を離れる人もいるそうです。

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下の図が一般質問で使用したパネルです。

左の地図が、207年に内水被害を受けた個所。
寺尾調節池(赤い点線)の東(右)から南(下)にかけて広く被害を受けました。(床上浸水446件)

この寺尾調節池、以前は高台から流れこむ水を保水する湿地帯でした。

ところが1998年(平成10年)に新河岸川の越流による大規模水害が発生。その対策として激甚災害対策特別緊急事業(激特事業)として国が補助を出し、2003年(平成15年)に埼玉県が湿地帯に堤防を作り新河岸川の水を一時的に受け入れる調整池として整備しました。
このとき川越江川の下流にある九十川の水をスムーズに新河岸川に排水できるよう、ポンプも整備しました。

図の右側が、1998年に水害を受けた個所。
このとき川越江川の東側(右)に広がる住宅地(ふじみ野市元福岡)は、ほとんど浸水被害を受けていません。


H10年H29年水害比較


台風や長雨は自然災害で、人の力ではどうしようもありません。
でも寺尾調節池ができる前と後では、浸水するエリアが変化しています。
いままで水害がなかった地域の人にとって、この変化は受け入れられるものでしょうか。


そこで9月定例会での質問。

寺尾調節池の影響について

Q.寺尾調節池整備計画について、当時の上福岡市(ふじみ野市の合併前の市)にどのような説明があったか
A.災害時の治水機能の確保、自然環境の保護や活力ある地域づくりへの貢献を基本理念として計画していると県から説明をうけた
Q.内水のリスクなど、地域の水の出方が変わる可能性があることについて説明はあったか
A.当時の職員、地域の住民に確認したが、そのような話はなかったようだ


元福岡・寺尾地区に対する対策

Q.これまでの対策と今後の対策は
A.H27年度から江川流域都市下水路の上流区域に位置する大井武蔵野地区に2基の調整池を整備、R1年度に3基目に着手しR2年7月に完成。計3万㎥の雨水貯留浸透機能を整備。
また30㎥/分の応急ポンプ車1台、10㎥/分の排水ポンプ車2台、5㎥/分を1台配置。
川越市と連携し、護岸上部整備や4㎥/分の排水ポンプを2台配置。監視カメラの配置を実施。
今後は新たに調整池及び排水ポンプ場の設置を検討、具体的な規模や候補地などを川越市、国、県と協議しながら計画案を策定する予定。
また川越市も市内2か所の公園に計2200㎥の調整池を整備すると聞いている。


寺尾調節池に内水を流せるように

Q.寺尾調節池へ直接この地区の内水を排水できるようにすべきではないか。県からの許可は。
A.原則的には認められていないが、H26年度から県とふじみ野市で設置している河川下水道事業調整会議において、寺尾調節池へ直接ポンプでの放流が行えるようふじみ野市長が提案し、県が調査研究をしている。



なお最後の質問については、埼玉県から川越市寺尾自治会など地域住民からの要望に答える形で、「新河岸川の洪水調節機能に支障がない範囲で、寺尾調節池への内水の受け入れが可能であることを川越市に回答しており、同市において検討が進められている」という回答があったと聞きました。


地域を流れる川は下流で合流して一つになるのに、国は荒川、県は新河岸川、川越市は川越江川をそれぞれ管理していて、その縦割り(横割り?)の弊害が表れているように思いました。

この問題については、今回の市への対策の要望に終わらず、国や県にも働きかけていく手助けができればと思っています。

まずは知ろうーHPVワクチンのこと

10代のお子さんがいる方。
特に高校1年生のお嬢さんをお持ちの方へ。
子宮頸がんなどいくつかのがんの原因となっているウイルスの感染を予防するワクチン(HPVワクチン)があります。
小学6年生から高校1年生までの女の子は、公費で接種できる定期接種の対象になっています。でも残念ながら、市町村からお知らせは届きません。
HPVワクチンは間隔をあけて3回接種が基本で、3回全て公費で打つには高校1年生の9月から打ち始める必要があります。
男性や対象年齢を過ぎた女性がワクチン接種を希望する場合は、全額(5万円ほど?)が自己負担になってしまいます。
世界の多くの国で男性を含めて国の負担でワクチン接種を行っていて対象者の7、8割が接種済みです。一方、日本では制度があるのに対象者には知らせず、その結果、接種率は1%以下になってしまいました。

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私自身も最近まで正しい知識をもっていなかったのですが、複数の医師から直接説明を受け、現在高2になる娘と相談して、昨年、公費で打てるうちに3回接種を済ませました。
HPVワクチンについてはマスコミがセンセーショナルな報道でリスクを煽ったあと、安全性が実証されたことをほとんど伝えなかったため、「よく分からないけど何だか怖い」と感じている人も多いと思います。
ワクチンは強制ではありません。
自分で調べてやっぱり不安と思ったら、打たないという選択肢もあります。
でも正しい情報も、無料で受ける制度があることも知らされないまま、将来子宮頸がんにり患していたら。
それが妊婦健診で分かり、子宮を摘出しなくてはならなかったら。
あるいは幼い子どもを残して命を落とすことになったら。
制度があるのに知らせない。
議員という立場として、行政のこんな無責任な態度は許せません。今後、市町村ががんで命を落とした女性の遺族から訴えられることも出てくるだろうと思っています。
まずは知ってください。
産婦人科医、小児科医、公衆衛生の専門医など、医療の第一線で働く医師らが、現状を何とか変えたいと立ち上げたサイトです。↓ みんパピ!ーみんなで知ろうHPVプロジェクト https://minpapi.jp/
Twitter プロフィール
アフラック募集代理店・ファイナンシャルプランナー・ふじみ野市議会議員・小学生の母。最近はfacebook中心。フォローミー。mixiもやっとります

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