埼玉県ふじみ野市 民部佳代の市議会blog

ふじみ野市議会議員民部佳代のブログです。 議会のこと、市政運営のことなど、若干固めの話をゆっくり書いています。 日ごろの活動や考え方はtwitter、facebookで公開中。 公式サイトは http://mimbu.com

がん

働く世代のがん患者支援-12月定例会一般質問

働く世代のがん患者支援。12月定例会、私の一般質問の2つ目のテーマです。
一生のうちに二人に一人がかかるがん。患者の3分の1は65歳までのいわゆる現役世代です。
65歳以上なら老齢年金も受給しているので、がんになっても収入は大きく減りません。
でも現役世代は住宅ローンや子供の養育費・教育費など出費の多い世代。がんになると医療費の負担はもちろん、仕事を休職したり、患者本人や小さな子供のケアのため他の家族も仕事を制限せざるを得なくなったりと、経済的に大きな負担となります。
今までがんに関することは医療の領域とされ、市町村などはがん検診など予防には関わるものの、がんにかかってしまったらその後の支援は病院任せ。がんがまだ死の病だった時はともかく、今は治療を受けながらでも生きられる時代。つまり生活に対する支援が必要になっています。
今回、市に求めたいことは3つ。
1つ目は介護保険が活用されていないこと。
40歳以上のがん患者なら、車椅子や介護ベッドのレンタル、訪問看護や通院の際の介護タクシーなどが介護保険サービスで利用できます。
でも65歳未満の介護が必要ながん患者で、実際に介護サービスを利用した人は1/3程度。高齢者向けのサービスだと思われていて、がんで利用できることを知らなかったという人が多かったそうです。
制度の周知や使い勝手について求めていきます。
2つ目は相談窓口の設置。
介護保険サービスを含め、がん患者が利用できる制度が知られていません。
特に私の周囲には、受給できるのに障害年金を申請していない人が何人もいました。もらえる要件を知らず、また手続きに必要な書類も複雑で、それを揃えるだけでも患者には大きな負担です。そのサポートは行政でやれないものでしょうか。
他にも保育料や国保税の減免制度など経済的な負担を減らす制度や乳がん治療の前に卵子凍結などの費用を助成する制度など、申請しなければ使えない制度も自分で調べるほかありません。もっと患者に寄り添った支援が必要です。
3つ目は40歳未満の患者への生活支援。
病気が進行し在宅で療養するときに利用できる介護保険サービス。これは介護保険に加入する40歳以上でないと利用できません。
そのため介護ベッドを自費で購入したとか、通院のための介護タクシーに往復数万円かかったという話を聞かされることがあります。
自治体によっては40歳未満の患者の生活支援に、介護サービスと同様の補助をしているところも増えており、市でも実施を求めています。
対象人数で言えばふじみ野市内で数人程度かと思いますが、本当に困っている人にこそ行政の支援を届けてほしいと思います。
私の一般質問は、12月10日(金)。他の議員の質問時間にもよりますが、おそらく午後2時以降の登壇になるかと思います。
お時間があれば、ぜひ傍聴にお越しください。傍聴人がいると、勇気づけられます。当日は市役所本庁舎4階の議会事務局で傍聴受付しています。
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がんと就労ーセミナーに参加して

6月27日「事業所における治療と職業生活の両立支援セミナー」に参加してきました。
埼玉産業保健総合支援センター主催で、主にがんと就労がテーマです。

がん経験者の8割は仕事を続けたいと望んでいて、一方でがん患者の3割超が退職しているという事実。

自信もがんを経験した特定社会保険労務士の近藤明美さんから、働き続けるために従業員、事業所それぞれが考えるべきことのアドバイスがありました。

また特別公演として、埼玉医科大学国際医療センター包括的がんセンターの山口茂樹医師から、大腸がんの最新治療と実績についてのお話。

大腸がんは日本人に最も多いがんであること。ステージⅠの5年生存率は90%以上で1か月ほどの休職で職場復帰が可能、ステージ4でも抗がん剤の進化でここ10年ほどの生存率は急速に上がっていて、2週間に1回の通院で、ほかは生活に制限がない(就労が可能)ことなどの解説がありました。

とはいえ、手術の場所によっては排便に障害が残ったり、抗がん剤の副作用には個人差が大きいため、その人にあった配慮が必要というお話でした。
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がんが不治の病ではなくなりがんと分かってからもその後の生活が長く続くこと、そしてがんという病気は誰の身にも起こり得ること、つまり他人事ではないということを意識して働く環境を整えていくことが必要になっています。

■職場でのがん患者への配慮や支援を知りたい事業所の方の相談窓口

■仕事を続けたいがん患者の相談窓口
がん診療連携拠点病院などが社労士による相談会を行っています。

■がん患者の就職支援窓口
長期療養者就職支援事業として、埼玉県内ではハローワーク所沢とハローワーク大宮に就職支援ナビゲーターを配置しています


とはいえ、がん患者の数に対して、窓口の数がまだまだ少ないという印象。自治体の生活相談窓口に問い合わせれば、必要な専門家に取り次いでくれるようにしていきたいと思っています。

今回、セミナーを主催している埼玉産業保健総合支援センターという団体の存在を初めて知ったのですが、厚生労働省所管の独立行政法人で、主に職場の産業保健に関する支援をしているそう。 特に産業医がいない労働者50人未満の小規模事業所などに、労働安全衛生法などのアドバイスを無料で行っているそうなので、従業員の健康を守りたい事業主の方にも活用してほしいと思っています。
Twitter プロフィール
アフラック募集代理店・ファイナンシャルプランナー・ふじみ野市議会議員・小学生の母。最近はfacebook中心。フォローミー。mixiもやっとります

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