埼玉県ふじみ野市 民部佳代の市議会blog

ふじみ野市議会議員民部佳代のブログです。 議会のこと、市政運営のことなど、若干固めの話をゆっくり書いています。 日ごろの活動や考え方はtwitter、facebookで公開中。 公式サイトは http://mimbu.com

民進党

枝野幸男さんとの出会い

どうして民進党(民主党)なの?と時々聞かれます。
私が民主党に入ったのは、枝野さんがいたから。1999年に枝野さんが総支部長をつとめる民主党埼玉5区にサポーター登録して、その後、選挙に出ることになって、2002年に私の住所がある埼玉8区で党員登録しました。

1999年に私が結婚するとき、自分が今まで長く使っていた名前が変わってしまうことに違和感を持っていました。当時はいわゆる選択的夫婦別姓制度の導入に向けた機運が高まっており、1996年に法務省の法制審議会が法案を答申、あとは国会での審議を待つばかりという状況。
だったらとりあえず結婚式は挙げて婚姻届けを出すのは法律が変わってからにしようと、不安な気持ちを抱えながらも結婚生活を始めたばかりのころでした。

法改正に向けて署名活動したり国会議員に手紙を書いたりしているうちに出会ったのが枝野さん。
自宅から近いということもあり、大宮で毎月開催されるオープンミーティングに出かけて話を聞くようになりました。当時の私にとって、生の国会議員に会いに行けるなんて画期的なことでした。

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ある日のオープンミーティングの質疑応答のとき、枝野さんの支援者と思われる男性が発言。
「私は枝野さんの政策は全て共感して熱心に応援しているが、選択的夫婦別姓を認めることだけは許さない」と強い口調で枝野さんに詰め寄りました。

そのときの枝野さん。
「名字を一緒にしなくてもいいと夫婦が互いに合意しているのであれば、公共の福祉に反することがない限り国家が口を出すべきことではない」とはっきりと答えたのです。
有権者、特に支援者の顔色をうかがって耳障りのいいことを言う政治家しか知らなかった私にとって、これ以上に心強い言葉はありませんでした。

その後、枝野事務所のスタッフの「会合に呼んでください」という呼びかけに、当時、一緒に署名活動などをしていた10人位の小さな飲み会を開き、枝野さんに来てもらいました。
今考えたら国会議員を呼ぶには人数も少ないし、そもそもその中に枝野さんの選挙区に住む有権者はなく、枝野さんにとって一票にもならない飲み会。そんなところに時間を割いて来てくれて、挨拶だけではなく一緒に杯を重ねてくれました。

もう20年近く前のことですが、その時の会話で鮮明に覚えているのが二つ。

将来は総理大臣を目指すのですか?の質問に、「自分は総理ではなく、できればスポークスマンである官房長官をやってみたい。国民と対話する窓口になりたい」と答えた枝野さん。

それから十数年が過ぎ、あの時の目標は現実に。
3.11東日本大震災とそれに伴う原発事故で官房長官として不眠不休で対応し、「#枝野寝ろ」の流行語までできました。それこそ戦後最大の国難であり、情報が錯綜し混乱する中で、当時、知りえる情報を国民に分かりやすい言葉で伝えた枝野さん。
あの時の評価は今でも色々あるようですが、今の安倍政権、菅官房長官だったらと思うとぞっとします。都合の悪い記録は破棄され、お決まりのフレーズ、「何ら問題はない」の連発だったはず。この国に枝野さんがいてくれてよかったと心から思います。


そして、もう一つの枝野さんとの会話。国会再編について。
「アメリカの共和党と民主党が人工中絶禁止か容認かで分かれているように、日本では選択的夫婦別姓がキャスティングボードになりえるんじゃないか」

もちろん集まったメンバーを意識したということもあったのでしょうが、枝野さんの軸はここにあると思います。夫婦の名前のことだけでなく、ひとり親家庭やLGBTの人、生涯独身の人、障がい者や高齢者、働く女性の問題、子育て・介護する男性の問題など、多様性を認めること個人の自由や権利を守るために国家権力の介入は最小限にすること。

虐待する親、暴力をふるう夫(妻)もいるのに、生涯独身の人もいるのに、その存在には目を背け、「家族は助け合わなければならない」と憲法草案(第24条)に書き込む自民党。働けなくなった時の生活の保障や介護や子育ても、家族の自助努力を国家が求めていることが大きな対立軸です。

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立憲主義とは、国家権力を憲法で制限すること。個人の生命、財産、自由や権利は、公共の福祉に反しない限り、最大限尊重されること。

あの時の本当に小さな会合での枝野さんの二つの目標。
その二つ目がいま実現しようとしていることに、ワクワクしています。

私はいまはまだ民進党に籍を置いています。本来、地方議員が離党するときは県連の常任幹事会の承認が必要で、いまはその手続きすら進められない状況です。でも衆議院選挙後、そもそも常任幹事会がどうなっているのか。いずれにしても選挙後に参議院議員や地方議員、党員・サポーターの扱いをどうするのか議論されることと思います。

そして自分自身が選択できるときがくれば、ブレずに枝野さんについていこうと思います。

公募登録者募集ー2019年統一地方選に向けて

民進党埼玉県総支部連合会では、2019年の統一地方選挙に向けて候補者の公募登録を受け付けています。

民進党の基本理念に賛同し政治を志す意志のある人を広く募り、育成・サポートします。
登録=公認候補になるわけではありませんが、政治への出会いのきっかけにはなります。

募集は2017年8月21日まで。詳しいことは、民進党埼玉県総支部連合会のサイトをご覧ください。

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ところで、選挙の公認候補とは何か。政党の基本理念に賛同した候補者で、その政党に所属し、政党も「公認」の候補者として認めた人です。

ちなみに政党に所属していても政党の公認を受けずに立候補する人も多くいます。特に自民党所属の地方議員は党籍があってもあえて政党の公認は受けず、無所属として立候補する人が多いようです。
政党に所属していないというわけではないので、「無所属」というより「非公認」と理解したほうがいいかもしれません。

さて公認候補になればどんなメリット・デメリットがあるのか。
これは政党によって大きく違います。私が知っている民進党ではこんな感じです。


・同じ政党の議員・候補者との交流

候補者同士の交流で、孤独な選挙を同志とともに乗り越えられます。
またお互いに選挙応援をするので、そこで選挙のノウハウを学んだり選挙グッズの貸し借りができます。
当選してからは国・都道府県・市町村の議員間で情報をもらったり、陳情などをあげたりしています。


・研修会の開催やグッズの購入など

選挙に向けては、公職選挙法の勉強や選挙に勝つためのセミナーが開催されます。
またホームページを作ったり、ノボリやタスキを作ったりの際にも、政党の統一規格のものを安く入手することができます。(もちろんオリジナルを自分で作ってもよい)

当選してからは当然、政策についての勉強会や先進事例などの視察などが度々あります。


・友好団体・支援団体とのつながり

民進党の支援団体といえば、日本労働組合総連合会(連合)。民進党で「組織の応援」といえば多くの場合、連合のことです。

自民党なら経団連などの業界団体、公明党なら創価学会など、多くの政党が様々な組織の応援を受けています。市町村議員は「組織の応援」はそれほど影響しませんが(公明党は除く)、県議会、国会では大きな影響力を持ちます。

民進党では様々な場面で連合と共に行動をするので、交流が生まれます。でも民進党と連合は別の組織なので、選挙でいつも応援してくれるわけではありません。連合も労働者の立場で政策を進める候補者かをよく見て、ふさわしい候補者にだけ組織として推薦を出します。
民進党で連合の支援を受けられない候補者もいますし、連合が民進党以外の候補者を支援することもあります。それぞれの候補者(議員)によるところが大きいと思います。

他にも民進党はNPOや各種市民団体との繋がりがあり、これも候補者によっては支援を受けていたりします。


・選挙資金の支援

民進党の場合、これはあまり期待しないでください。
公認料として数十万円(市議会議員の場合、前回は20万円でした)で、状況に応じて新人加算や女性加算などがありますが、基本的に選挙資金は自己資金です。
政党によってはかなりの面倒を見てくれるところもあるかもしれませんが、民進党はしません(できません)。 最初にその点を誤解していると、残念なことになります。

でも市議会議員レベルだと、それほど選挙資金がかかるわけではありません。
事務所を借りるか、チラシをどの程度使うかなどで、必要となる選挙資金(立候補前の政治活動を含む)はピンキリですが、私の感覚だと200万円くらいの自己資金と、支援者からの寄付があればそれなりの選挙ができます。
政治を志すならそれくらいのお金は自分で用意するか、親せきや支援者を説得して借りたり寄付してもらってください。自分はお金を一切出さず人の懐を頼った選挙では、勝てる見込みはありません。


・党員・サポーターの獲得

公認候補になれば、党員・サポーター獲得のノルマがあります。
民進党だから応援してくれるという人もいるのだから、民進党を支えてくれる人を増やしていくのも公認候補の義務です。

でも私の感覚ではそれほどきついノルマではありませんし、党員・サポーター獲得が新たな支援者発掘の機会にもなっています。逆にノルマが到達できないようでは、立候補しても当選は難しいと思います。

以上、いろいろと調子にのって裏話的なことも書いてしまいましたが、立候補するかどうかはともかく、興味があればとりあえず公募登録しておくというのもお勧めです。
政治や選挙に関わってやっぱりやめようと思っても、立候補を無理強いすることはありませんし、その間の経験は将来の糧になると思います。

Twitter プロフィール
アフラック募集代理店・ファイナンシャルプランナー・ふじみ野市議会議員・小学生の母。最近はfacebook中心。フォローミー。mixiもやっとります

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