埼玉県ふじみ野市 民部佳代の市議会blog

ふじみ野市議会議員民部佳代のブログです。 議会のこと、市政運営のことなど、若干固めの話をゆっくり書いています。 日ごろの活動や考え方はtwitter、facebookで公開中。 公式サイトは http://mimbu.com

ふじみ野市議会

空家対策が一歩前進ー2016年12月定例会が始まります

12月1日からふじみ野市議会の12月定例会が始まりました。

市長からは新しい条例も2つ、提案されました。議案の審議はこれからですが、提案された主な議案を紹介します。


1.平成28年度一般会計補正予算(予算の修正のことです)

庁内の情報セキュリティー対策、生きがい学習推進計画策定のための審議会・コンサルタント費用、障がい者福祉サービスの利用者増による修正、市内循環バスの負担金増額、回漕問屋福田屋および旧大井村役場庁舎の改修費費用などが計上されました。

少し大きな補正として、大井総合体育館と武道館大規模改修にかかる費用が、4億7千8百万円ほど計上されています。



2.ふじみ野市手話言語条例

手話は日本語をそのまま手のサインに置き換えたものではなく、独自の言語として発達しました。
そのため日本語独特のニュアンスが伝わらなかったり複雑な表現が苦手だったりと、ろう者とコミュニケーションをとるには配慮も必要になります。
この条例で手話を言語として定義し、学ぶ機会の提供や市の財政的な措置などを条例で定めるようです。
埼玉県にもすでに手話言語条例がありますが、その下に市が手話言語条例を制定する効果などを審議したいと思います。
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3.空家等対策の推進に関する条例

ふじみ野市には「空家等の適正管理に関する条例」がすでにありますが、その後、国で「空家等対策の推進に関する特別措置法」ができ、市ができることが広がりました。

そこで「空家等の適正管理に関する条例」を全面的に改訂し、新たな条例として提案されています。
特に、倒壊や火災の危険があるなど、著しく状態の悪い空き家等に対して、市が取り壊すなどの代執行が可能となる内容です。
ただし、空家といえども私有財産。行政が代執行する際の手続きなども、審議されることと思います。


4.体育館条例の一部改正

上野台体育館と駒林体育館の2つについて現在は全面利用しかできませんが、もっと有効に利用できるようにするため、1/3の利用を可能にする改正です。


提出議案の議案書や審議日程などは、ふじみ野市議会の公式サイトをご覧ください。


 

企業の自衛消防隊と大規模災害ー9月定例会一般質問その2

9月定例会の民部の一般質問、二つ目。毎年行われる市の総合防災訓練でいつも気になっていたこと。

大規模災害時の自衛消防組織との連携


いまだ余震が続く熊本地震を始め、連続する台風の直撃と、今年は災害の多い年になりました。 どんなに備えていても、災害で命を落とす人もいる。 改めて自然の力の大きさを感じています。

大規模災害に備え、それぞれの自治体では災害対策基本法に基づいた地域防災計画を策定しています。 ふじみ野市にも、東日本大震災での経験を踏まえて見直したふじみ野市地域防災計画があります。
大規模災害が起きた時を想定し、誰がどういう行動をとるのか予め決めいるのです。

8月28日にはふじみ野市で九都県市総合防災訓練が行われました。 倒壊した家屋からの被災者の救助、医療機関への搬送、電気や水道といったライフラインの復旧など本番さながら。 地域防災計画で策定したとおり、市、消防、警察、自衛隊などの他、多くの団体や事業所がそれぞれの役割を担っていました。

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ちょっと気になったのは、市内にある大きな事業所との連携。

ふじみ野市には複数の大型店舗や大きな工場があり、中には周囲に住宅が隣接しているようなところもあります。 そして一定規模以上の施設には、災害時の初期消火活動や避難誘導などを行う目的で自衛消防組織を設置することが消防法で定められています。 自衛消防隊と呼ばれていることが多いようです。
ふじみ野市役所の近くに工場がある大きな企業にも、もちろん自主消防隊はあります。

ところが九都県市総合防災訓練だけでなく、毎年行っている市の総合防災訓練でも自衛消防組織が参加している様子がありません。 自治会や町会が設置した自主防災組織は地域防災計画の中でも様々な役割を担うことになっていますが、事業所の自衛消防組織については計画の中に記述すらありません。

数百人もの人が出入りしている事業所もあります。
また大量の有害物質や危険物を扱う工場で設備が破損すれば、周囲の住民の健康に影響が出るかもしれません。 福島の原発事故から学ぶことはないでしょうか。

一般質問では、ふじみ野市と事業所の自衛消防組織との連携について確認をしたいと思います。

民部の一般質問は9月14日の午前9時半から。お時間のある方はぜひ傍聴にお越しください。

   

政務活動費を公開しますーそもそもそんなにもらっていない

あまりテレビを見ませんが、巷では未だに舛添都知事の政治資金が話題になっているようす。

そこで、民部も政務活動費を公開してみたいと思います。
といってもふじみ野市議会は会派ごとにすでにネット上に公開しているので、改めてここに書く必要もないのですが、解説も兼ねてアップします。

これが民部の2015年度の政務活動費です。市議会のサイトから転記させてもらいました。
繰り返しますが2015年度、つまり1年間の収支です。

収入

政務活動費 110,000円

支出

平成27年度無所属(民部)支出一覧
項目金額(円)備考
調査研究費48,062円佐賀県唐津市、武雄市の行政視察
研修費16,108円地方議員研究会主催
広報費0円 
広聴費0円 
要請・陳情活動費0円 
会議費0円 
資料作成費2,160円消耗品購入(コピー用紙)
資料購入費12,679円図書購入(詳細は報告書に記載)
人件費0円 
事務所費9,698円消耗品購入(Wi-Fiルーター)
合計88,707円 

残額

21,293円  ※残金は市へ返還されています。
明細無所属(民部佳代)平成27年度政務活動費収支報告書[PDF:771KB]

ふじみ野市議会の政務活動費は議員一人当たり月に1万円、年度ごとに会派に対して支払われています。例えば4人の会派なら、年間で12万円×4人で48万円。
民部は無所属なので、一人分が交付されました。昨年度は、4月に市議会議員選挙があり5月から支給されたので、一人当たり11万円。今年度は12ヶ月分、つまり12万円です。

市議会の場合はそもそも一般の方が思うほど支給されていませんし、支出も全て領収書添付して報告しています。政務活動費は議会の規模によって、大きく違うのです。

これ以外に、例えば議会に登庁したり近隣の調査のために移動した交通費(ガソリン代など)などは、本来領収書を添付して報告すれば 請求できます。しかし日常生活で使う自家用車と兼用していれば政務活動費だけのガソリン代を合理的に計算するのは手間がかかるため、ふじみ野市議会ではおそらく全員、議員報酬の中から捻出していると思います。専用車を購入したりリースするのも、この金額ではとても無理ですよね。

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ここで混同しやすいのは「政務活動費」と「政治資金」。

都知事の場合は「政務活動費」ではなく「知事交際費」とか「旅費」として予算計上されているのだと思いますが、舛添都知事の騒動では、その二つが混同されて報道されているように思います。 

市から支出されているのは、「政務活動費」(知事、市長の場合は、交際費、旅費など)。
これは100%公金ですから、高い透明度が求められます。

一方、「政治資金」。これは政党や政治団体(後援会など)の私的なお金です。
政治資金も、毎年、選挙管理委員会に収支報告書を提出し、公開されています。
(参照:埼玉県政治団体の届出や収支報告書の公表

私的なお金と言ってもほとんどの政党政党交付金をもらっているので完全な私費ではありませんが、それ以外にも個人や企業、団体から寄付や会費をもらったり、パーティーを開くなどの方法でお金を集めています。

特に政治団体(後援会など)は、大臣級の大物であれば企業献金やパーティー収入も沢山入ってくるでしょうが、私たちのような地方議員はほとんど収入の当てがありません。

昨年は統一地方選挙(ふじみ野市議会議員選挙)が行われたため、政党から公認料などの形で多少の資金的支援がありました。民部の場合は、当時の民主党埼玉県総支部連合会から10万円。民主党は政党助成金を受け取っているため、この中の一部は公金といえば公金です。もちろん、寄付を出したこと、受け取ったことは全て政治資金収支報告書に記載して提出しています。

それ以外の団体、個人からも寄付をいただきましたが、寄付として「他人」からいただいたお金は政治活動にかかる費用のごく一部。政治活動にはレポートを印刷して発送したり、時には事務所を借りたりスタッフを雇ったり、いろいろなお金がかかります。

そのお金を負担しているのは、多くの場合、議員自身です。自分の報酬を自分の政治団体に「寄付」してそこから支出したり、あるいは印刷物や会合に出席する際の会費など、最初から自分のポケットマネーで支出することも多いのです。
 
そんな厳しいふところ事情も、あくまで小さな自治体の地方議員だから。

県議会など自治体の単位が大きくなると、月に数十万円の政務活動費(公金)が支給され、そのお金で印刷物を作ったり、スタッフを雇ったりが可能な議会もあります。

話題になっているのが、政務活動費なのか政治資金なのか、少し気を付けて報道を見聞きすると面白いかもしれません。



異例の人事ーふじみ野市議会臨時議会開催

5月19日、改選後初めてとなる臨時議会が開催されました。
主には議会の人事について決めていく議会なのですが、今回は異例の人事が行われました。

まず、会派構成。
会派というのは、議員のチームのようなもの。政治的に似たスタンスの議員が一緒に会派を組みます。
議案に対して本会議で質問できるのは会派から選ばれた議員だけですし、議会全体のことを調整する会議(会派代表者会議)に代表者が出席して意見を反映することができます。

改選後の会派構成は次の通り。( )内の数字は当選回数、先頭に名前があるのが会派代表者です。
以下、敬称は省略します。
  • 青藍会 大築守(5)、小高時男(6) 、有山茂(4)、山田敏夫(2)、西和彦(2)、島田典朗(2)、小林憲人(2)、谷新一(2)、渡辺大(1)
  • 日本共産党 伊藤初美(2)、塚越洋一(9)、新井光男(7)、足立志津子(6)、床井紀範(1)
  • 公明党 堀口修一(4)、伊藤美恵子(4)、島田和泉(1)、川畑京子(1)
会派に所属していない議員は、鈴木啓太郎(4)、加藤恵一(1)、民部佳代(3)の3人。
私は改選前まで一緒に会派を組んでいた五十嵐正明氏が勇退したため、一人で活動することになりました。

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次に議会の人事。
議長や常任委員会の委員長を、議員の互選で選出します。推薦された議員が複数いる場合は選挙になるので、大きな会派に所属して仲間に推してもらうほうが有利になります。

互選の結果、議長に小高時男氏、副議長に西和彦氏が選出されました。二人とも青藍会の所属議員です。
また議会から監査委員を1名が就きますが、監査委員には公明党の堀口修一氏が承認されました。


また議会には委員会が設置されています。議案の細かい部分は委員会で分野ごとに担当を分けて審議したり調査を行うほうが効率的だからです。
どの委員会に入るかは議員の希望を聞きながら、それぞれの会派の議員がバランスよく配置されるように人数に応じて割り振ります。無所属議員もどこかの委員会に入ります。
民部は、市民都市常任委員会と議会広報常任委員会に入ることになりました。

さらに委員会ごとに、委員長と副委員長を互選で選びます。その結果は次の通り。
  • 総務常任委員会    有山茂委員長(青藍会)、川畑京子副委員長(公明党)
  • 市民都市常任委員会 山田敏夫委員長(青藍会)、谷新一副委員長(青藍会)
  • 福祉教育常任委員会 島田典朗委員長(青藍会)、小林憲人副委員長(青藍会)
  • 議会広報常任委員長 伊藤美恵子委員長(公明党)、渡辺大副委員長(青藍会)
  • 議会運営委員会    大築守委員長(青藍会)、島田和泉副委員長(公明党)
お分かりでしょうか。すべて青藍会と公明党の議員です。

議会の人事は互選で、誰かが推薦して候補者が複数いれば選挙するということで手続き上は問題ありません。
そうはいっても誰を選ぶかは各会派の間で事前に話し合いを行うことも多く、話し合いがまとまらない場合にのみ複数の候補者が出て選挙になります。話し合いさえまとまれば野党である日本共産党の議員が役職に就くこともあり、過去にもそんな事例はありました。

しかし今回、何より驚いたのは4月に当選したばかりの新人議員が役職に就いたこと。

議会の運営は規則で決められていないことは先例に基づいて判断されるため、委員会を采配する委員長、副委員長にはある程度の経験が求められます。今までも1期目(当選1回)の議員が副委員長に就くことはありましたが、それでも議員になって3年目、4年目からのこと。今まで当選したばかりの議員が役職に就いた例はふじみ野市議会ではありません。それが一気に3人(渡辺大氏、島田和泉氏、川畑京子氏)というのは、本当に異例です。

さらに青藍会、公明党に所属する全議員が何らかの役職につき、それ以外の議員は全員無役。
青藍会、公明党からは、私たち無所属議員には何の相談もありませんでした。相談せずとも青藍会と公明党が組めば数の力で何でも決めることができるということでしょう。

この調子で議会で活発な議論ができるのかどうか。有権者にはしっかり見ておいていただきたいと思います。

平成25年度会派政務活動費を公開

今話題の、政務活動費を公開してみます。
先日、TBSのNEWS23に三芳町議会がネットで政務調査費を公開しているという報道があり、それに刺激を受けて、とりあえず自分の分だけでもと思ったわけです。

平成25年度会派政務活動費.pdf


ふじみ野市議会では、議員一人あたり月1万円が会派に対して支給されます。
民部は五十嵐正明議員と二人で「かがやき21」という会派を組んでいますので、年間24万円が会派に支給されました。

お金



平成25年度は48,384円を議会の控室においてあるパソコンのリース代として、65,295円を資料購入費として支出しました。残った126,321円は返還しています。

それだけしか活動していないの?と思われてしまいそうですが、議員の活動と私的な活動は切り離せない部分も多く、どこまで政務活動費として請求するか微妙なところです。

道路に穴が開いているから何とかし欲しいと言われて車で現地に行ったとしても、その時にかかった費用(ガソリン代)の領収書を入手するのは不可能です。
その時コインパーキングに駐車したら領収書は入手できますが、あとで「事業の概要及びその成果」を「政務活動費実績書」に書かなければならないので、正直面倒。100円くらいならまぁいいかとなるわけです。
(ふじみ野市議会政務活動費の交付に関する規程 第6条)

 自宅で調べものをすることも多いのですが、FAXリボン(FAXは頻繁に届く)やプリンタのインクカートリッジ、携帯の通信料など、議員活動のために普通の人より多く消費しますが、これも政務活動と個人の利用を分けることは難しいので請求できません。

他の会派は他の自治体への視察に政務活動費を使うところもあるようですが、同じ会派の五十嵐議員は宿泊を伴う視察を好まず、さらに年長の男性議員と2人きりの視察もはばかられ、会派を組んでから3年、遠方への視察はありませんでした。

先進地の視察としては民主党が主催する議員研修や支援組織である連合埼玉のみなさんと宿泊を伴う研修に参加することはありますが、政党活動や特定の団体との研修は政務活動費は請求できないため、自費での参加になります。

政務活動費は、情報公開請求すれば誰でも閲覧できます。
でもネットで公開できればそれが一番ですね。

Twitter プロフィール
アフラック募集代理店・ファイナンシャルプランナー・ふじみ野市議会議員・小学生の母。最近はfacebook中心。フォローミー。mixiもやっとります

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