ふじみ野市議会の9月定例会が告示になりました。
毎年9月の定例会では、前年度の会計の決算を承認することが最も大きな議案。
その他に2018年度の補正予算(予算の変更)や重度心身障害者医療費の支給に関する条例の改正など。
議案の審議は8月31日から始まる定例会で行いますが、議案書でわかる範囲のことをお知らせします。
1.一般会計補正予算(第2号)
2018年度の予算を10億7,279万円増額し、415億16万円に変更します。
主な内容は下記の通り。
2.ふじみ野市重度心身障碍者医療費の支給に関する条例の一部改正
重度心身障害者の医療費は自己負担分を県と市が助成しており、障害者本人の自己負担はありません。
しかし県の制度改正にともない、障害者本人に一定以上の所得がある場合に、支給の対象外とするよう制度改正を行うものです。
障害があったとしても、仕事をしたり資産の活用により収入がある人もいます。
全国で41の都道府県が所得制限を導入しており、埼玉県は対象外でした。今回、所得制限が導入されますが、あくまで対象となるのは障害者本人の所得のようです。
その他の議案や審議の日程については、ふじみ野市議会の公式サイトをご覧ください。
毎年9月の定例会では、前年度の会計の決算を承認することが最も大きな議案。
その他に2018年度の補正予算(予算の変更)や重度心身障害者医療費の支給に関する条例の改正など。
議案の審議は8月31日から始まる定例会で行いますが、議案書でわかる範囲のことをお知らせします。
1.一般会計補正予算(第2号)
2018年度の予算を10億7,279万円増額し、415億16万円に変更します。
主な内容は下記の通り。
- 文化振興事業 1,252万円増額
勤労福祉センターホール、上福岡公民館、コミュニティセンターの構造調査を行い、改修計画を策定します。
ホールは音楽ホールとして専門性の高いものにするとの方針が示されていましたが、公民館を含めての改修になるようです。音楽家や既存の利用者と話し合いながら、納得のいくものにしてもらいたいと思っています。
- 市民窓口事務 707万円増額
マイナンバーカードに旧姓を表示できるように住民基本台帳システムを改修する費用です。昨年も535万円の改修予算が組まれたのに、さらに追加が計上されるようです。
結婚前の姓を使い続けたいというニーズに答えるためですが、本来は結婚しても姓を変えなくても済むように民法を改正するべきです。
法改正を行わずその場しのぎでシステム改修し、ダブルネームの使用を広げていくことは社会を混乱させます。マイナンバーカードだけでなく、市の業務だけでも健康保険や介護保険、納税、印鑑登録など、今後、ダブルネームに対応したシステム改修も必要になることでしょう。旧姓で作った銀行口座で税や保育料などの支払い、給付金の受取などにも対応する必要があります。
市としてはやむを得ない支出ですが、国はいつまで制度の継ぎはぎで対応するつもりでしょうか。
- 交通安全推進事業 2,300万円増額
自治組織管理の防犯灯をLED化するための費用です。市が設置した防犯灯はすでにLED化され、明るくなったと喜ばれています。公共性を考え、町会・自治会などが設置したものにもLED化の補助を出します。 - 小学校施設管理事業 4,709万円増額
さぎの森小学校体育館の屋根、元福小と三角小のプール設備の修繕に必要な費用です。 - ブロック塀対策にかかる修繕費等 8,283万円増額
大阪北部地震のブロックの倒壊により、小学生が亡くなった事故を受けての対策です。市内公共施設にあるブロック塀の安全対策を行います。
市が設置したブロック塀は撤去して目隠しやネットフェンスを設置しますが、敷地の境界線上に民間が設置したブロック塀については市で撤去することができないため、市有地側に倒れてこないようにフェンスを設置するなどの対策を行います。
2.ふじみ野市重度心身障碍者医療費の支給に関する条例の一部改正
重度心身障害者の医療費は自己負担分を県と市が助成しており、障害者本人の自己負担はありません。
しかし県の制度改正にともない、障害者本人に一定以上の所得がある場合に、支給の対象外とするよう制度改正を行うものです。
障害があったとしても、仕事をしたり資産の活用により収入がある人もいます。
全国で41の都道府県が所得制限を導入しており、埼玉県は対象外でした。今回、所得制限が導入されますが、あくまで対象となるのは障害者本人の所得のようです。
その他の議案や審議の日程については、ふじみ野市議会の公式サイトをご覧ください。