埼玉県ふじみ野市 民部佳代の市議会blog

ふじみ野市議会議員民部佳代のブログです。 議会のこと、市政運営のことなど、若干固めの話をゆっくり書いています。 日ごろの活動や考え方はtwitter、facebookで公開中。 公式サイトは http://mimbu.com

ふじみ野市議会

子どもに重点を置いた予算ー2017年度当初予算の概要

3月1日に市議会定例会が開会になります。
それに先立ち議案書が配られました。3月定例会の最大の議案は2017年度の予算案。
予算の概要と、新たに予算化されたもの、特徴的なものなどをいくつかピックアップしてみます。

ふじみ野市の2017年度の一般会計予算(特に用途を限定しない予算)は379億2,475万円。約380億円近くで過去最大の予算になります。約11万人の人口で割ると、一人当たり約34万円ですね。

他に国民健康保険特別会計127億9,481万円など、特別会計も合わせると584億4,785万円。
水道事業、下水道事業などの企業会計が合計で331億4,330万円。全て合わせて、市が動かす会計は617億6,219億円になります。 一人当たり56万円ほどの使い道をこの定例会で審議することになります。

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予算の中で市民生活に大きく関係しそうなものは次の通り。

【スポーツ施設管理運営事業】 1億5,142万円

市内2カ所ある弓道場を統合し、これから改修する大井総合体育館に新たに建設します。(大井総合体育館改修の予算は2016年度予算で計上済み)

【子どもの貧困対策推進計画策定事業】 320万円

子どもの貧困対策に関する計画を策定する費用です。

【(仮称)大井子育て支援センター整備事業】 5,537万円

乳幼児の子育て中の家庭に対する支援を行う子育て支援センター。市の西側地域の拠点の核として、大井保育所内に新たに設置します。

【放課後児童クラブの建設】 2,140万円

老朽化した放課後児童クラブの建て替えを進めます。
2017年度は三角小の放課後児童クラブの建設工事、西原小と亀久保小の設計を行います。

【児童発育・発達支援センター運営事業】 4,756万円

発達・発育に心配がある子どもに対し専門的な療育や相談を行う事業です。(継続事業)

【認可保育園・小規模保育所・認定こども園の建設事業】 6億8,898万円

認可保育園1カ所、小規模保育所1カ所の新たな建設、幼稚園と保育所の機能を併せ持つ認定こども園1カ所の整備に対する補助金です。2017年度に建設し、2018年度開園の予定になります。

【ふじみ野市運動公園の再整備】 4億6,765万円

老朽化したテニスコートの再整備など、ふじみ野市運動公園のリニューアルを進めます。

【小学校施設の大規模改造】 6億1,496万円

老朽化した小学校の改修工事を行います。2017年度は、大井小(2年目)、元福小(1年目)の工事と駒西小の設計を行います。


改めてピックアップしてみると、新たに子ども関係の予算が多く計上されている印象です。スポーツに関する予算も大きいですね。
もちろん、新規ではありませんが高齢者や障がい者、生活困窮者などへの予算も継続的に計上されており、扶助費(社会保障制度にかかる費用)は100億4,110万円と、全体の1/4以上が使われます。扶助費は高齢化が進むにつれ増えていくと予測されるので、この先、収入を増やしていくか、あるいは他の予算を削っていく必要がありますね。

これから審議の中で新たに注目すべき点があれば、また報告したいと思います。


災害・事故対策と魅力ある街づくりのために無電柱化の促進を

12月定例会の一般質問の3つ目。ふじみ野市の無電柱化について質問します。


災害・事故対策と魅力あるまちづくりのために無電柱化の促進を


日本は電柱大国。早くから地中化を進めた ヨーロッパでは、ロンドン、パリは100%無電柱化、ニューヨークも83%、アジアに目を向けても香港、台湾、シンガポールでも90~100%無電柱化しています。

一方、東京23区は7%、京都でもたったの2%しか無電柱化していないというお粗末な状況です。

無電柱化というと観光地や大都市の駅前など、景観に配慮して進めるケースが多いようです。
お隣の川越の蔵造の町並みが残る一番街商店街も、下水道工事に合わせて無電柱化がすすめられました。

富士山修正後 (1)


無電柱化のメリットは景観の向上だけではありません。

地震や台風などの災害時に電柱が倒れ、緊急車両などの通行を妨げる事例が報告されています。
また同時に情報通信回線が切断され、電話などの通信に支障をきたします。

国土交通省の調べでは、阪神淡路大震災の際の架空線の被災率は2.4%。一方で地中化した場合は0.03%。地中化したケーブルのほうが圧倒的に災害に強いのです。

また特にふじみ野市の課題と考えられるのは、狭隘道路や歩道上の電柱。
電柱があるためベビーカーや車いすが歩道を通行できなかったり、狭い道路で歩行者や自転車が電柱を避けて自動車と接触する危険もあります。

ふじみ野市では新規開発で新たな住宅も増えています。
何も手を打たなければ、電柱も増え続けます。

つくば市では無電柱化条例を定め、区域を決めて電柱の設置を制限しています。
また東大阪市では開発指導要綱でできる限り電柱や電線の地中化を進めるよう、努力義務を規定しています。

ふじみ野市でも、条例化や開発指導要綱の改正、無電柱化推進計画の策定など、無電柱化に向けて取り組みを進めるべき時期にきていると思います。


ちなみに、上の写真は上福岡西口から見る冬の朝の富士山。画像処理で電線と電柱を消してみました。

でも本当の姿は下の写真。電柱と電線で遮られ、とても残念な景色だと思いませんか。

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ちなみに無電柱化することによって、その地域の不動産価値も7%ほど高くなるという調査もあります。 
無電柱化は、開発業者にとってもメリットのあることなのです。


折しも12月6日、国会の超党派の議員立法によって無電柱化推進法案の衆議院本会議で全会一致で可決しました。参議院の審議も行われ、今国会で可決・成立するものと思われます。
前向きな答えが期待できるかもしれません。

民部の一般質問は12月12日(月)、9時半から始まり2人目、おそらく10時ごろの登壇になると思います。
ぜひ傍聴にお越しください。市役所4階で傍聴の受付を行っています。


 

仕事と介護の両立支援-土日・祝日に相談できる体制を

12月定例会の民部の一般質問。4項目の質問のうちの2つ目。仕事と介護の両立支援について質問します。


仕事と介護の両立支援


 高齢の親のことがそろそろ心配だなと思ったとき、どこに相談すればいいのかご存知でしょうか。
介護に限らず、財産の管理が心配だとか、自立して生活しているけどゴミ出しが難しくなってきたとか、高齢者のちょっとした相談ができるのが、地域包括支援センター

地域包括支援センターという名称では分かりにくいため、ふじみ野市では「高齢者あんしん相談センター」という呼び名で市内4カ所で相談を受け付けています。(ふじみ野市公式サイト参照

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ふじみ野市の高齢者あんしん相談センターは、現在のところ平日の月曜日から金曜日のみの開所です。
働いている人が親のことで相談に行くには、平日に休みを取らなければなりません。

でも週末や長期休暇で親のところに帰った時に、親の変化に気づいて相談したいということもあるでしょう。

また平日は病院などに付き添うため年に5日の介護休暇はとれますが、それ以上の休みは取りにくいという人もいるでしょう。介護休業は93日を上限に連続でまとめて取得することになりますが、親が急に倒れるなど余程のことがない限り使いづらい制度です。

問題が大きくなる前にちょっと相談しようかというとき、高齢者あんしん相談センター(地域包括支援センター)で土曜日、日曜日、祝日に相談できる体制が必要です。

今回の一般質問で、仕事と介護の両立支援として、土曜日、日曜日、祝日に開所できないか質問します。

民部の一般質問は12月12日(月)、10時ごろ登壇します。
お時間のある方は、ぜひ傍聴におこしください。ふじみ野市役所4階で受付しています。


医療的ケア児の存在をご存知ですか?-ふじみ野市議会一般質問その1

12月定例会の一般質問では4つのテーマで質問します。
テーマごとに一つずつ紹介します。まずは一つ目。


医療的ケア児への支援

医療的ケア児とは、生活するうえで”たんの吸引”や”経管栄養”など、医療的なケアが必要な子どものこと。
新生児医療の発達で超未熟児や先天的な疾病をもって生まれた子が、医療の助けを借りながら家庭で生活を送るケースが増えています。(全国医療的ケア児支援協議会公式サイト参照) 

医療的ケア児に対して医療行為ができるのは、保護者や看護師など限られた人だけです。
そのため幼稚園、保育園で受け入れてもらえなかったり、教育機会も制限を受けることがあります。

保護者も、訪問看護など限られた時間で支援を受けるほかは、24時間気を休める間もなく子どもの命と向き合う生活を送ることになります。

何より医療を必要とする患者として扱われ、障害福祉サービスの対象から外れている子もいると思われます。
病院から自宅に戻れることになり、これからどうやって生活していいのか途方にくれたという話も聞きます。
保健所、保健センター、子育て支援、障害福祉・・・ 初めてのことで、一体、どこに相談していいのかすら分からないという人もいることでしょう。

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(写真提供:mamacare

市には医療的ケア児が何名ほどいるのか。
どのようにして医療的ケア児の存在を把握しているのか。 

まずは市の医療的ケア児に対する、市の認識を聞いてみたいと思います。

障害福祉サービスとしての訪問看護が「居宅」に限定されるため、例えば通学や通院のときには看護師ではなく保護者が付き添わなければならないという問題もあります。

何とか市の独自のサービスで移動の支援ができないものか。
市だけでは財政的に難しいのであれば、特区で規制緩和されることが検討されています。ふじみ野市で特区に手を挙げるということも考えられます。


また医療ケア児の保護者は、数も少なく地域でも孤立しがちです。
子どもの将来のことや、ケアのちょっとしたコツを情報交換したり、同じ境遇の人と話をすることで、精神的負担も軽減されます。障害児や多胎児とその保護者を対象とした「つどい」などの交流の場があるように、医療ケア児にも交流の場が必要な時期にきているのでは?と思い、その点についても質問します。


今回の民部の質問は12月12日(月)。
9時半に開会して2人目の登壇です。おそらく10時ごろのスタートになると思います。
お時間のある方は、傍聴をお待ちしています。ふじみ野市役所本庁舎4階で、傍聴の受付をしています。

空家対策が一歩前進ー2016年12月定例会が始まります

12月1日からふじみ野市議会の12月定例会が始まりました。

市長からは新しい条例も2つ、提案されました。議案の審議はこれからですが、提案された主な議案を紹介します。


1.平成28年度一般会計補正予算(予算の修正のことです)

庁内の情報セキュリティー対策、生きがい学習推進計画策定のための審議会・コンサルタント費用、障がい者福祉サービスの利用者増による修正、市内循環バスの負担金増額、回漕問屋福田屋および旧大井村役場庁舎の改修費費用などが計上されました。

少し大きな補正として、大井総合体育館と武道館大規模改修にかかる費用が、4億7千8百万円ほど計上されています。



2.ふじみ野市手話言語条例

手話は日本語をそのまま手のサインに置き換えたものではなく、独自の言語として発達しました。
そのため日本語独特のニュアンスが伝わらなかったり複雑な表現が苦手だったりと、ろう者とコミュニケーションをとるには配慮も必要になります。
この条例で手話を言語として定義し、学ぶ機会の提供や市の財政的な措置などを条例で定めるようです。
埼玉県にもすでに手話言語条例がありますが、その下に市が手話言語条例を制定する効果などを審議したいと思います。
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3.空家等対策の推進に関する条例

ふじみ野市には「空家等の適正管理に関する条例」がすでにありますが、その後、国で「空家等対策の推進に関する特別措置法」ができ、市ができることが広がりました。

そこで「空家等の適正管理に関する条例」を全面的に改訂し、新たな条例として提案されています。
特に、倒壊や火災の危険があるなど、著しく状態の悪い空き家等に対して、市が取り壊すなどの代執行が可能となる内容です。
ただし、空家といえども私有財産。行政が代執行する際の手続きなども、審議されることと思います。


4.体育館条例の一部改正

上野台体育館と駒林体育館の2つについて現在は全面利用しかできませんが、もっと有効に利用できるようにするため、1/3の利用を可能にする改正です。


提出議案の議案書や審議日程などは、ふじみ野市議会の公式サイトをご覧ください。


 
Twitter プロフィール
アフラック募集代理店・ファイナンシャルプランナー・ふじみ野市議会議員・小学生の母。最近はfacebook中心。フォローミー。mixiもやっとります

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