埼玉県ふじみ野市 民部佳代の市議会blog

ふじみ野市議会議員民部佳代のブログです。 議会のこと、市政運営のことなど、若干固めの話をゆっくり書いています。 日ごろの活動や考え方はtwitter、facebookで公開中。 公式サイトは http://mimbu.com

防災

ブロック塀の点検と対策

6月18日月曜日の朝、通勤通学時間に起きた大阪地震。小学校のブロック塀が倒れ9歳の女の子が亡くなりました。
現場の映像を見るとどうしてこんな危ない壁が放置されていたのかと驚きますが、見慣れてしまうとその危険が認識されなくなってしまうのでしょう。

ふじみ野市にも見慣れた場所で危険なブロック塀があるかもしれません。
早速、教育委員会に問い合わせたところ、ただちに市内の小中学校の点検を実施しているとのこと。
また後日、全ての市内の公共施設を点検するという報告が議会にも届きました。市の対応に感謝しています。

ただし市内にある民家などのブロック塀。改めて気にして通ると、現在の建築基準法には適合しないと思われる場所も見受けられます。個人のお宅のものなので公開はできませんが、穴が開いたデザインブロックを多用して鉄筋が入っていないと思われるもの、控え壁と呼ばれるついたて状の支えがないもの、高さや幅が規定から外れているものを多数見つけました。
(参考:埼玉県・ブロック塀石塀の点検・補強方法)

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写真の壁は市が駐車場として使っている土地と民地との境にあるもの。壁の下の段がずれています。
裏から鋼柱で補強しているので現在は問題ありませんが、何もしていなければ倒れる危険があります。
似たような壁も身近にあるのではないでしょうか。

特に通学路にあるものについても教育委員会に対応を尋ねましたが、こちらもできるだけ早く点検をすすめたいとのこと。
ただ問題は危険なブロック塀が見つかったとして、それを撤去する責任を負うのは塀の所有者。学校は通学路を見直すくらいしか対応が取れません。

いくつかの自治体では、ブロック塀の除去に補助金も出しています。
例えば相模原市ではすでに市がスクールゾーンのブロック塀・石塀の安全点検を行っており、危険な塀の撤去費用のうち最大で3/4を市が補助しています。

ふじみ野市の制度を確認したところ、生け垣を設置するときに最大で3万円を奨励金として支給、その際既存のブロック塀を撤去する費用として最大で2万円の加算があるそうです。(生け垣設置奨励金
主に緑化を目的にしているようで、撤去する壁が危険かどうかは関係ありません。

大きな地震のたびに、ブロック塀の危険が指摘されてきました。今また、もしかすると自宅の塀が危ないのではと思っている人もいることでしょう。
今回の死亡事故を教訓にして、多くの人がブロック塀の危険に関心をもっている今こそ、点検と危険なブロック塀・石塀の撤去に、行政が財政的な後押しをしてもらいたいと思います。
ふじみ野市ももちろんですが、できれば県や国全体の問題として取り組んでほしいものです。


新河岸川の放水路を整備-県予算で対策

昨年の台風21号でふじみ野市川越市に大きな浸水被害が出た件。
県に治水対策を求めていましたが、来年度の予算に計上されたようです。

具体的には新河岸川の水位が上がりそうな時、びん沼経由で荒川に排水する放水路の水門(渋井水門)を拡幅する工事。これにより放水路の流量が約2倍になるとのこと。

現地に行ってみましたが、写真にある通り水門のある辺りの土手がせり出して、いまは資材置き場になっています。

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放水路が拡張されて新河岸川の水位が上がりにくくなれば、今回大きな被害が起きたふじみ野市元福岡地区、川越市寺尾地区だけでなく、いつも雨水があふれてしまう福岡江川流域の浸水も減ることでしょう。

県議会の議決はこれからですが、迅速に動いてくれた県の判断に感謝です。

東日本大震災の計画停電

3月11日に起きた震災の影響で、電力供給が需要に追いつかない場合、計画停電を行うという政府発表がありました。

計画停電については当初予定していた区域での実施が見送られたことなどから、正しい情報が得られないという声もあるので、少し要点をまとめてみたいと思います。

枝野官房長官の会見の内容を要約すると、こういうことのようです。

まず計画停電というのは計画区域内で停電する可能性があるということで、必ず停電するというわけではありません。逆に、電気が使えるからといって計画停電が行われていないというわけではありません。

電力需要が供給量を上回った場合、一時的に計画区域内を停電するということで、結果としてみんなが節電し需要が減れば停電の時間や区域を減らすことができるということです。

いま当初予定していた計画停電が実施されず政府の情報が正しくないと思い込んでいる人も多いようですが、これは節電が功を奏し電気を止めずに済んだだけのこと。

一人ひとりの節電の努力もあったけど、最も大きかったのは鉄道が不通になったため企業が操業をとめたり商店が閉店するなど、経済活動が抑えられた結果によることも大きい。だからどうせ停電しないからと個人が電力を今までどおり使い始めたり、通勤時間に通常通り電車を走らせてみんなが出社するようになればまた計画停電のリスクが高まります。

しばらく不便な生活にはなりますが、情報が間違っているなどと批判したり不信感を持つよりも、今後も節電を心がけてほしいと思います。

東日本大震災の教訓(防備録)

3月11日に起きた東日本大震災。
被災地はまだ混乱し、被害状況すら把握しきれていない状態のようです。
亡くなられた方のご冥福をお祈りすると同時に、一日も早い復興をお祈りします。

さて、私の住むふじみ野市でも少なからず影響がありました。建物の倒壊など大きな被害はなかったものの、一部の地域では半日間の停電。高層マンションでは給水ポンプも動かないため水道も使えませんでした。
我が家もテレビがつかないため、携帯電話のTwitterが一番の情報源。電気は半日後に復旧したので助かりましたが、これ以上長引くとトイレをどうしようかと考えていました。

また、信号が止まったため道路も危険な状態に。電車もストップして帰宅できない人も多く、迎えや買出しの車で道路も大渋滞でした。

想定外のことが沢山あって、日ごろの備えだけでは役に立たなかったこともあったので、今回のことを教訓に思いついたことを防備録として残しておこうと思います。他にもご意見がある方は、コメントに残していただければ今後の参考になります。


1)大きな揺れのあとの突然の停電。電池式ラジオの備えもなく、どこで何が起きたのか情報がない人も多かった。消防署や警察など、ここに行けば情報が得られるなど、情報発信基地があったらよかった。

2)地域の情報が全く届かなかった。防災無線は聞き取りにくく、詳細な情報はない。防犯情報メール配信は受信していたが、そちらからは一切の情報はなかった。防災無線メールもあったが、利用者は少ないと思う。活用方法はなかったものかと思う。

3)私の場合は携帯電話で見るTwitterが一番有効な情報入手先となった。特に、総務省消防庁(@FDMA_Japan)、47NEWS速報(@47newsflash)が役に立った。また、近隣の自治体でTwitterから情報配信しているところもあり情報収集には役立ったが、ふじみ野市は対応していなかった。

4)保育所や学童など、親が帰宅できない子がどのように過ごしているかの情報が不足。電話も通じないため、心配だった保護者も多かった。他の自治体では市のHPで保育所の情報を伝えていた。メールで子どもの避難場所、様子などを知らせる必要もあったと思う。

5)ふじみ野駅にも帰宅困難者が足止めされていた。駅のトイレも使えず、困った人も多かったようだ。あとで知ったのだが、市で開放していた施設もあった。しかし、その情報は駅利用者には届かず、またそこに行くまでの交通手段もなかった。駅と連携して情報を提供する、臨時でバスを出すなどの対応が必要だった。

6)高層マンションの多い地域で半日に渡り停電が起きたが、マンションでは水道が使えなかったため、トイレの心配をした人が多かった。戸建ては断水はなかったので、こういうときのためにトイレを開放してくれる施設や個人のお宅があれば助かったはず。また低層の施設では水道が使えるという情報もなかったので、近隣のスーパーに水を買い求める人が殺到し品切れ状態になった。

とにかく、このような状況で情報が行き届かないのはやむをえない部分もあるのですが、近隣の他の自治体に比べてもふじみ野市の情報はあまりにも貧弱でした。
市のHPを確認しても、情報として載っているのは帰宅困難者のために開放している公共施設の名前だけ。住所も地図も、たどり着くための交通手段もなし。そもそも帰宅困難者は市民ではないのですから、公共施設の名前だけ載せても何の役にも立たなかったと思います。

近隣の自治体では富士見市のサイトが及第点。停電のためPCを使えないという状況を考えると、志木市はモバイル情報を比較的よく提供していたと思います。
また市民の間でもTwitterなど、地域の情報を共有できる媒体をもっとうまく活用できないものかと思う部分も沢山ありました。

とにかく、災害においては情報が絶たれることがこれほどまでの混乱を招くものかと、私自身にとっても大きな教訓になりました。
Twitter プロフィール
アフラック募集代理店・ファイナンシャルプランナー・ふじみ野市議会議員・小学生の母。最近はfacebook中心。フォローミー。mixiもやっとります

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