5月31日に6月定例会が開会しました。
メインの議案は補正予算(今年度予算の変更)。
4月から新年度予算がスタートしたばかりなのでそれほど大きな変更はないのですが、私が気になるのは次の二つ。

1.学校給食の材料費値上がり
学校給食は人件費や光熱費など運営にかかる費用は市が負担、食材費は給食費として保護者が負担しています。
ところがご存じの通り、このところさまざまな食品が値上がり。
円安やウクライナ情勢や新型コロナ(←ここ重要!)など原因はいろいろあり、やむなく給食費を値上げしたり回数を減らす自治体もあるようです。
ふじみ野市では当面は値上がり分(約1,489万円)を市の負担として予算計上。今後の見通しや財源確保などが議論になりそうです。


2.子宮頸がん(HPV)ワクチンの追加接種
HPVワクチンは麻疹や風疹、新型コロナワクチンと同様に、自治体から案内を出し個人負担なしで接種させなければなりません。
ところが昨年度まで国の方針でワクチン接種を勧めるのを控えていたため、接種できないまま対象年齢を過ぎてしまった女性が多くいます。
現在はワクチンの安全性が確認されたこと、接種できなかった世代の女性が子宮頸がんを発症しやすい年齢になってきたことから、年齢を過ぎても接種できるよう予算を計上しました。
周知の方法や、万が一何らかの症状(副反応でないものも含む)が出た場合の対応などが問われると思います。
ちなみに対象となるのは平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女性。
接種できる期限が限られてしまうかもしれないこと、そしてそれ以上にがんで出産の可能性が奪われてしまうかもしれないことを考えて、対象年齢の女性にはぜひ今のうちに接種することを強くお勧めします。我が家の娘は対象年齢ですがすでに接種済みです。
ここ興味ある! 分からないから教えて!という方は、コメントをどうぞ。みなさんに代わって質問してきます。
食品、室内の画像のようです
4永倉 久美代、松岡 宏、他2人