ふじみ野市が新型コロナウイルス感染症のPCR検査費用を助成するとの発表がありました。
プレス発表も行われましたが、議会にも資料提供がありましたので制度についてお知らせします。

助成が受けられる対象は、発熱などの症状がない以下の人。

①65歳以上の高齢者
②市内の施設で業務に従事する医療・介護従事者、学校等関係職員、未就学児童施設関係者など、社会の機能を維持するために就業が必要な人

期間は2020年12月1日から2021年3月31日まで。
期間中に1度だけ、5000円の自己負担で検査を受けることができます。

なお今まで通り、新型コロナウイルスの特有の症状があるなど感染が疑われる人や、陽性と診断された人の濃厚接触者は保健所が行政検査を行います。また何らかの症状があり検査が必要と医師が診断した場合は、保険診療で検査を受けられます。

今回の助成は、陽性者が身近にいたなどの要件はありません。
65歳以上の人が介護施設に入ることになったのでその前に念のため受けておきたいとか、保育士が家族が熱を出したので仕事に行く前に確認したいなど、不安に思うときに助成を受けることができます。

事前に市の保健センターに郵送または電子申請で申し込み、受診券を発行してもらったうえで、市が指定する検査機関(ふじみ野救急クリニック)で検査を受けます。
自己負担分の5000円は、ふじみ野救急クリニックに支払います。(生活保護受給は自己負担なし)

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助成を受けられるのは1回だけなので、複数回の検査を希望する場合は2回目から全額自己負担になります。ふじみ野救急クリニックのサイトによれば、1回1万円(11月6日現在)で受けれれるとのこと。

また検査を受けて陰性でも、それは検査を受けた時点での結果であり、その後に感染する可能性もある上、検査の結果も100%ではないので、引き続き感染対策を行うことも必要です。

詳細については今後、市のサイトや市報などでお知らせがあるはずですので、検査を希望する人はそちらをご覧ください。