マイナンバーカードを使ってコンビニのマルチ端末で住民票の写しや課税証明書などを交付するコンビニ交付。

一般質問で過去に何度も取り上げましたが、ふじみ野市ではマイナンバーカードが普及していないことを理由に先送りになっていました。

マイナポイントを目的にマイナンバーカードを作る人も増えてきたので改めて9月定例会で実施の予定を質問したところ、導入に向けて予算要求をしているとのこと。
早ければ来年度(2021年度)から、利用できるようになります。


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実現すれば、利用者は休日や夜間でも身近なコンビニで各種証明書が発行できるほか、紙に書かれた申請書を入力したり手数料を現金で徴収するなど窓口業務も削減できます。
また対面でやり取りする必要もないので、新型コロナウイルス感染症対策にもつながります。

私が住んでいる地域(ふじみ野駅の南側)は市役所の本庁舎、大井総合支所、上福岡駅のサービスセンター、いずれに行くにも徒歩で30分以上。窓口に行くのが不便だという声も多かったので、コンビニ交付は本当に助かります。


一般質問で分かったこと。

Q マイナンバーカードの普及率は
A 8月31日現在で22.4%。県平均18.7%を上回っている。

Q 県内でコンビニ交付を行っている市町村は。
A 63団体中34団体。

Q 国からの財政措置は。
A 令和元年度までに導入する団体が対象だった特別交付税措置が延長された。令和4年度までに導入すれば、導入経費の2分の1が最大3年間交付される。

Q ふじみ野市の予定は。
A 令和3年度からの3か年実施計画策定で予算要求している。交付件数が多い住民票の写し、印鑑登録証明、課税(非課税)証明および納税証明を対象にしたい。


マイナンバーカード。今どき暗証番号じゃなくて生体認証にしたら?とか、紛失する恐れのあるカードじゃなくてスマホのアプリでいいでしょとか、中途半端な仕様にはいろいろと言いたいこともありますが、せっかく大変なコストをかけて導入しているものなので、マイナポイント以外にもっと活用できるものにしてもらいたいと思います。