民進党埼玉県総支部連合会では、2019年の統一地方選挙に向けて候補者の公募登録を受け付けています。

民進党の基本理念に賛同し政治を志す意志のある人を広く募り、育成・サポートします。
登録=公認候補になるわけではありませんが、政治への出会いのきっかけにはなります。

募集は2017年8月21日まで。詳しいことは、民進党埼玉県総支部連合会のサイトをご覧ください。

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ところで、選挙の公認候補とは何か。政党の基本理念に賛同した候補者で、その政党に所属し、政党も「公認」の候補者として認めた人です。

ちなみに政党に所属していても政党の公認を受けずに立候補する人も多くいます。特に自民党所属の地方議員は党籍があってもあえて政党の公認は受けず、無所属として立候補する人が多いようです。
政党に所属していないというわけではないので、「無所属」というより「非公認」と理解したほうがいいかもしれません。

さて公認候補になればどんなメリット・デメリットがあるのか。
これは政党によって大きく違います。私が知っている民進党ではこんな感じです。


・同じ政党の議員・候補者との交流

候補者同士の交流で、孤独な選挙を同志とともに乗り越えられます。
またお互いに選挙応援をするので、そこで選挙のノウハウを学んだり選挙グッズの貸し借りができます。
当選してからは国・都道府県・市町村の議員間で情報をもらったり、陳情などをあげたりしています。


・研修会の開催やグッズの購入など

選挙に向けては、公職選挙法の勉強や選挙に勝つためのセミナーが開催されます。
またホームページを作ったり、ノボリやタスキを作ったりの際にも、政党の統一規格のものを安く入手することができます。(もちろんオリジナルを自分で作ってもよい)

当選してからは当然、政策についての勉強会や先進事例などの視察などが度々あります。


・友好団体・支援団体とのつながり

民進党の支援団体といえば、日本労働組合総連合会(連合)。民進党で「組織の応援」といえば多くの場合、連合のことです。

自民党なら経団連などの業界団体、公明党なら創価学会など、多くの政党が様々な組織の応援を受けています。市町村議員は「組織の応援」はそれほど影響しませんが(公明党は除く)、県議会、国会では大きな影響力を持ちます。

民進党では様々な場面で連合と共に行動をするので、交流が生まれます。でも民進党と連合は別の組織なので、選挙でいつも応援してくれるわけではありません。連合も労働者の立場で政策を進める候補者かをよく見て、ふさわしい候補者にだけ組織として推薦を出します。
民進党で連合の支援を受けられない候補者もいますし、連合が民進党以外の候補者を支援することもあります。それぞれの候補者(議員)によるところが大きいと思います。

他にも民進党はNPOや各種市民団体との繋がりがあり、これも候補者によっては支援を受けていたりします。


・選挙資金の支援

民進党の場合、これはあまり期待しないでください。
公認料として数十万円(市議会議員の場合、前回は20万円でした)で、状況に応じて新人加算や女性加算などがありますが、基本的に選挙資金は自己資金です。
政党によってはかなりの面倒を見てくれるところもあるかもしれませんが、民進党はしません(できません)。 最初にその点を誤解していると、残念なことになります。

でも市議会議員レベルだと、それほど選挙資金がかかるわけではありません。
事務所を借りるか、チラシをどの程度使うかなどで、必要となる選挙資金(立候補前の政治活動を含む)はピンキリですが、私の感覚だと200万円くらいの自己資金と、支援者からの寄付があればそれなりの選挙ができます。
政治を志すならそれくらいのお金は自分で用意するか、親せきや支援者を説得して借りたり寄付してもらってください。自分はお金を一切出さず人の懐を頼った選挙では、勝てる見込みはありません。


・党員・サポーターの獲得

公認候補になれば、党員・サポーター獲得のノルマがあります。
民進党だから応援してくれるという人もいるのだから、民進党を支えてくれる人を増やしていくのも公認候補の義務です。

でも私の感覚ではそれほどきついノルマではありませんし、党員・サポーター獲得が新たな支援者発掘の機会にもなっています。逆にノルマが到達できないようでは、立候補しても当選は難しいと思います。

以上、いろいろと調子にのって裏話的なことも書いてしまいましたが、立候補するかどうかはともかく、興味があればとりあえず公募登録しておくというのもお勧めです。
政治や選挙に関わってやっぱりやめようと思っても、立候補を無理強いすることはありませんし、その間の経験は将来の糧になると思います。