「蛍雪時代」って覚えてますか?

今日は市議会の定例会で一般質問の2日目。私も質問したので、その記事は後程書くとして。

他の議員がふじみ野市独自の奨学金貸付制度のことで質問。
ふじみ野市には高校・大学進学時に無利子の入学準備金・奨学金の貸付を行う制度があるのですが、なぜか利用者が予定より少なく、予算をとっても余ってしまうというのが現状。

その問題について、どういう方法で生徒や保護者に周知しているのかという質問があり、その答弁のなかで出てきたのが「蛍雪時代」。 あー、懐かしいと思わず声を出してしまいました。
 

「蛍雪時代」は、何十年も続く大学受験のための旺文社の情報誌。
私自身は地方の受験生で塾や予備校も通わず、もちろん今のようにインターネットもない時代で、入試に関する情報は「蛍雪時代」だけが頼みの綱。 大学のレベルや学部の情報だけでなく出願の方法や奨学金の情報など、私にとってバイブルでした。
もうなくなってしまったけど、蛍雪時代と連動した「旺文社ラジオ講座」もお世話になったなぁ。
議会の質問に戻ると、ふじみ野市の奨学金制度はHPや市報の他、中学生には全生徒に学校を通じて案内文書を、高校生向けには「蛍雪時代臨時増刊号」の奨学金特集の記事に掲載しているとのこと。

質問を聞きながら、「蛍雪時代」が廃刊にならず続いていたことには本当に驚きました。 時代も違うし地方と首都圏での受験事情は違うのでしょうが、ふじみ野市にもまだ読んでいる生徒さんはいるのでしょうかね。