ふじみ野市公共施設白書が発表されました。それに添付されていたマンガ仕立ての資料

公共施設が老朽化しているので、それを維持するために一つの施設に複数の機能をもたせたり、合併して2つは必要なくなったものを一つに集約していくことは賛成。

でも、このマンガ。
 
「合併市だと同じような施設があることも課題なんだ」
「確かに、図書館とかそれぞれあるわ」

え?図書館が複数あることは、合併市の課題なのかな?
図書館って、市に一つあればいい施設でしたっけ?

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お隣の富士見市、人口規模は同規模で図書館は分室含めて4つ。現在のふじみ野市より多い。三芳町も2つ。合併しなくても、それぞれの地域に図書館があることは課題でもなんでもない。
いまですら私の住んでいる地域には図書館がないため、特に子どもがいる世帯を中心に気軽に本に触れる場が欲しいという要望があるのに。
 
合併効果を活かして同規模の図書館を維持するのではなく基幹となる図書館に資料を集約して11万市にふさわしい機能をもたせ、他の図書館はその窓口となるようネットワークを充実させる、みたいな集約方法が私の理想。 このマンガは、これから複数ある図書館を廃止していく方針みたいな意味にも取られかねない。マンガの記述が独り歩きしないだろうか。

いずれにしても図書館がベストセラーの無料貸本屋にならないよう、知識と議論の拠点として発展していくことを希望しています。前にも書いたけど、図書館で資料を参考にして議論したり、本について語り合えるようになればいいなぁ。