選挙後の片付けや事務処理などの事後処理が、ようやく落ち着きつつあります。
そしてようやく昨日、第1回目の選挙運動費用収支報告書を提出してきました。

市の選挙管理委員会に行けば公開してもらえる情報ですが、選挙に関心のある人のためにアップしてみます。
手書きで計算ミスの修正など見苦しい点があるかと思いますが、お許しください。 また明細については寄付を寄せてくれた方、ウグイスを引き受けてくれた方などの住所やお名前など個人情報が含まれるためアップするのを控えます。

2015年4月26日執行選挙運動費用収支報告1回目.pdf

公選ハガキの作成費などまだ支払が済んでいないものがあるのでこれが全てではありませんが、1回目に集計した費用です。

選挙運動の費用としてかかったお金は約90万円。
そのうち自分が出したお金は約37万万円。残りはポスター代として公費でまかなわれたもの、また寄付をいただいたものもあります。

寄付と言っても、かならずしも現金でもらったものばかりではありません。
ボランティアで働いてくれた場合、それを人件費として支出に計上して、同額を寄付してもらったものとして収入に含めて報告するルールになっています。

とはいえ候補者の立場で正直に言えば、一日中外で選挙運動していると誰が何時間ボランティアで働いてくれたのか把握できません。 特にお願いしたわけではなくても、毎日のように事務所に顔を出してくれてお茶を飲んで世間話をしている支援者もいます。 その人が手が空いているのでお弁当の買い出しに行ってくれたり選挙カーを洗車してくれたりということもあり、とても助かっています。 でもそれを、何時間働いたから時給換算して何万円分の寄付といった見積もりを出すのは難しいのが現状。

そこで私の場合は、ボランティアはこちらから頼んで働いてもらって食事まで用意した人の人件費のみ報告書に記載しました。 ボランティアの人件費をどこまで報告するかで、選挙費用の額がかなり変わってくるかと思います。

それ以外にも事務所の机や椅子、パソコンやファックスなど自分が以前の選挙で購入したものや私物を持ち込んだものもあり、それらは選挙費用の支出には含めていませんが、それを選挙のためにリースすると選挙費用としては額が大きくなります。

支出で一番かかったのは、広告費。それについで人件費。
広告費は今回ポスター作製費のみですが、これは公費で作ってもらえるため私は負担していません。 ただし今後、公選ハガキの作成費や選挙カーの看板作製費などで約15万円ほどを支払って追加で報告する予定。

つまり私が支出したのは今回の報告の37万円と今後支払う15万円ほどの合計50万円ちょっと。
それ以外にあらかじめ法務局に供託金として支払った20万円が立候補にかかったお金で、この20万円はあとで返ってきます。

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自分で書いてみて、意外とお金がかからないものだと改めて実感しています。
供託金を払うことで、ポスターの作成費や選挙カーのレンタル代などを公費で負担してもらえるので、本当にありがたいことです。

ただし、今回報告したのはあくまで選挙にかかった費用。
政治活動として市政レポートを印刷して郵送したり、政治活動用の立て看板を作ったりする費用は別に必要になります。どれだけ普段の政治活動をするかは人によりますが、私の場合は選挙費用よりそちらの費用のほうが高額。選挙の時だけ来られても・・・という有権者も実際にいますから。

今後、政治家としてチャレンジしてみたいという方、ぜひ参考にしてみてください。