埼玉県ふじみ野市 民部佳代の市議会blog

ふじみ野市議会議員民部佳代のブログです。 議会のこと、市政運営のことなど、若干固めの話をゆっくり書いています。 日ごろの活動や考え方はtwitter、facebookで公開中。 公式サイトは http://mimbu.com

ふじみ野市の話題や政治の話題を分かりやすく普通の言葉で

財政を考えるのは行政と議会の仕事-タウンミーティングに参加して

7月8日は市のタウンミーティングに参加。
テーマは「~持続可能なまちにするために~ ふじみ野市の健康診断」

市長からは、ふじみ野市の財政について。
合併後に行われた事業とその財源、そして地方交付税の合併時の優遇措置などの説明があり、平成32年度(2020年度)には国からの優遇措置がなくなるので、ここ3、4年が勝負だという話をしていました。
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その後は、参加者からの質問や意見など。
学区の見直し、空き家問題、私道の問題など、生活に身近なテーマが寄せられました。

学区の見直しはとてもセンシティブなテーマ。まだ検討も始まっていないのに、引っ越してきた人から「不動産業者から〇〇学区になると聞いた」とクレームが入ったりします。
市長から見直しの必要性については答がありましたが、具体的な時期については「慎重に意見を聞きながら進めたい」という答えにとどまりました。

一方、市長から「スクールバスを使って通学することも考えられる」との私案も話がありましたが、私はこの考えに反対です。
人口の流入が多いふじみ野市ですが、住民が地域に根付いていくのに大きな役割を果たしているのが学校だと私は信じています。PTA活動や、学校行事への参加、通学路の見守りや読み聞かせ、花壇の整備や資源回収などのボランティア活動によって地域につながりを作っていく人たちに多く出会ってきました。スクールバスでの通学では、地域と学校が分断されてしまいます。 この問題は、改めて市長や教育委員会とも議論したいと思いました。

さて、市が設定したテーマである財政。
参加者からは関連した意見はほとんどなく、そこは行政と議会がしっかり考えてくれよというメッセージと受け取りました。そうですよね、それが市職員や議員の仕事ですもんね。気を引き締めて、がんばります。

医療的ケア児の保護者と意見交換会

6月30日、ふじみ野市や周辺地域の医療的ケア児と保護者の団体mamacareのみなさんと意見交換会。小宮山泰子衆議院議員、埼玉県議会議員4名も同席しました。

医療的ケア児は、生活するうえで「たんの吸引」や「経管栄養」など医療のサポートが必要な子ども。
新生児医療、小児医療が発達し、先天的な障害や出産時のトラブルなど以前なら救えなかった子が医療の力で救われ、やがて家庭で生活できるようになっています。
特に医療資源が充実した都市部やその周辺で急速に増えていて、ふじみ野市も例外ではありません。

医療的ケア児とその家族が困っていること、要望はいろいろあるのですが、今回は特に就学の問題に重点をおいてヒアリング。埼玉県では普通の小中学校に看護師を配置していないので、医療的ケア児は県立の特別支援学校に通うことになります。そこで県議にも状況を理解してもらうため、同席してもらいました。

家族らが抱えている困難と課題について、記録を兼ねていくつかピックアップします。

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1.特別支援学校の看護師・看護教員の配置

特別支援学校へはスクールバスで通うのですが、看護師が同乗していないため必要な子には保護者が付き添って通学中のケアを行う必要があります。また看護師がケアしているのは校内にいるときに限られるため、校外学習などには親が同行しなければなりません。

さらに埼玉県のガイドラインでは看護教員ができる医療的ケアの中に人工呼吸器の操作は含まれていません。そのため人工呼吸器が必要な子の場合は、親が常に近くで待機していなければなりません。

スクールバスや校外学習に看護師が同行できるように看護師を増員する、看護師ができるケアの範囲を広げるなどガイドラインの見直しが必要です。

本来、ガイドラインは満たすべき最低限の基準のはずですが、逆にガイドラインにないからできないという規制(言い訳?)になっているのでは?という指摘もありました。


2.就学相談と県教育委員会の壁

医療的ケア児の状態は子どもによって違います。意思疎通ができる子、できない子がいますし、身体障害がある子も、ほぼ寝たきりの子がいます。我が子は学校で学ぶことができるのか、どの学校で受け入れてくれるのか、保護者にとって大きな関心事です。

就学に関する窓口は市教育委員会になりますが、特別支援学校の管轄は県教育委員会です。市教育委員会を通して県教育委員会とのやり取りを行うため、連携が悪いと就学先選びにトラブルが起きることもあるそうです。

また就学相談は入学の前の年度に行いますが、市教育委員会に相談に出向いたり、あるいは特別支援学校に見学や相談に行くことが必要です。しかし医療的ケア児を連れての移動は困難が伴う上、体調が悪く指定日に行けないこともあります。就学に困難が伴う子の相談や見学については、前年度ではなくもっと前から時間をかけてほしいという声がありました。

医療的ケア児に限らず他の障がいを持つ子にも言えることですが、教育委員会が市内に特別な支援が必要な子がいることをもっと早い段階で把握するためには、障害福祉を所管する部門との連携が必要です。


3.訪問看護、ヘルパーの制限

医療的ケア児が訪問看護を受ける場合、健康保険法により看護師は「居宅において」看護しなければなりません。つまりスクールバスで通学する際に保護者の代わりに訪問看護師に同行してもらうとか、外出時に保護者の運転する車に医療的ケア児と一緒に看護師に乗ってもらうことはできません。
またヘルパーは医療的ケア児の移動支援として車に乗せることはできますが、原則、保護者は乗せることはできません。
これらの制限を少し緩めるだけで、子どもと保護者の外出がかなり改善されます。

またヘルパーが支援できるのは、子どもに対してだけです。しかしヘルパーは医療行為はできないため、ヘルパーに来てもらっても保護者がたんの吸引などケアしている間は近くで見ているだけ。
ヘルパーが保護者がやっている洗濯や買い物などの家事をやってくれれば保護者は子どものケアだけやればよく、負担が減るのですが、いまはそれが許されていません。


4.手続きの難しさ

上に書いてあるように、医療的ケア児を抱えていると外出することが難しくなります。つまり手続きや相談のため市役所に行くことすら、大変なこと。郵送やメールで手続きできることを増やしたり、職員が訪問して手続してくれるとかなり負担が減るようです。

また医療的ケア児が関わるのは、医療機関はもちろんのこと、保健所、児童相談所、市の子育て支援、障害福祉、そして教育委員会と、複数にまたがっています。
一方で従来にはない新しい障害であることや保護者は子どもと二人きりで過ごすことが多く、どこに何を相談すればいいか分からないことも多いようです。

国では、行政機関や医療、介護の支援に結び付ける重症心身障害児者等のコーディネーター配置を進める動きがあるようです。保護者が自分で調べなくても1カ所に相談すれば制度が利用できるよう、コーディネーターの配置を期待したいと思います。


他にもいろいろと話を伺いましたが、県、国と連携して少しでも子どもと保護者の不安や負担が軽くなればと思います。

ヘルプマークー内部障害を持つ人への市の取り組み

義足や内部障害など、外見から分からない障害を持っている人が掲示して、周囲に配慮を求めるヘルプマーク。もともとは東京都が作成し、主に都営地下鉄など公共交通での優先席の使用に理解を求めるために啓発を始めたもの。他の自治体でも使用が広がっていることを知り、ふじみ野市ではどうなっているのかを聞いてみました。

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市では東京都に許可をもらい、ヘルプカードを作って希望する人に配布しているとのこと。
首からさげるホルダーにマークのついた紙が入っていて、中には緊急連絡先や配慮してほしいことなどが書き込める形式です。

東京都が配布しているマークはカバンなどにつけて常時携帯できるようなタグですが、市のカードを常時首から下げるのはちょっと勇気が必要になるような・・・

でも電車に乗るときや独りで遠出をするときなどちょっと心配かなというとき、首にかけなくても目立つところに下げておけば、いざというときに安心かもしれません。


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それにしても予算がないなりに、工夫して作っていることは評価できます。残念なのは、このカードがあることを知っている人がほとんどいないこと。

電車などでは席を譲るほか、カードを持っている人と意思疎通ができない場合にはぜひ中を開いてみてください。

障害をもっていてカードを希望する人は、ふじみ野市の障害福祉課にお問い合わせください

Twitter プロフィール
アフラック募集代理店・ファイナンシャルプランナー・ふじみ野市議会議員・小学生の母。最近はfacebook中心。フォローミー。mixiもやっとります

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