埼玉県ふじみ野市 民部佳代の市議会blog

ふじみ野市議会議員民部佳代のブログです。 議会のこと、市政運営のことなど、若干固めの話をゆっくり書いています。 日ごろの活動や考え方はtwitter、facebookで公開中。 公式サイトは http://mimbu.com

ふじみ野市の話題や政治の話題を分かりやすく普通の言葉で

学校給食の材料費値上がりの対応など予算化

5月31日に6月定例会が開会しました。
メインの議案は補正予算(今年度予算の変更)。
4月から新年度予算がスタートしたばかりなのでそれほど大きな変更はないのですが、私が気になるのは次の二つ。

1.学校給食の材料費値上がり
学校給食は人件費や光熱費など運営にかかる費用は市が負担、食材費は給食費として保護者が負担しています。
ところがご存じの通り、このところさまざまな食品が値上がり。
円安やウクライナ情勢や新型コロナ(←ここ重要!)など原因はいろいろあり、やむなく給食費を値上げしたり回数を減らす自治体もあるようです。
ふじみ野市では当面は値上がり分(約1,489万円)を市の負担として予算計上。今後の見通しや財源確保などが議論になりそうです。


2.子宮頸がん(HPV)ワクチンの追加接種
HPVワクチンは麻疹や風疹、新型コロナワクチンと同様に、自治体から案内を出し個人負担なしで接種させなければなりません。
ところが昨年度まで国の方針でワクチン接種を勧めるのを控えていたため、接種できないまま対象年齢を過ぎてしまった女性が多くいます。
現在はワクチンの安全性が確認されたこと、接種できなかった世代の女性が子宮頸がんを発症しやすい年齢になってきたことから、年齢を過ぎても接種できるよう予算を計上しました。
周知の方法や、万が一何らかの症状(副反応でないものも含む)が出た場合の対応などが問われると思います。
ちなみに対象となるのは平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女性。
接種できる期限が限られてしまうかもしれないこと、そしてそれ以上にがんで出産の可能性が奪われてしまうかもしれないことを考えて、対象年齢の女性にはぜひ今のうちに接種することを強くお勧めします。我が家の娘は対象年齢ですがすでに接種済みです。
ここ興味ある! 分からないから教えて!という方は、コメントをどうぞ。みなさんに代わって質問してきます。
食品、室内の画像のようです
4永倉 久美代、松岡 宏、他2人

働く世代のがん患者支援-12月定例会一般質問

働く世代のがん患者支援。12月定例会、私の一般質問の2つ目のテーマです。
一生のうちに二人に一人がかかるがん。患者の3分の1は65歳までのいわゆる現役世代です。
65歳以上なら老齢年金も受給しているので、がんになっても収入は大きく減りません。
でも現役世代は住宅ローンや子供の養育費・教育費など出費の多い世代。がんになると医療費の負担はもちろん、仕事を休職したり、患者本人や小さな子供のケアのため他の家族も仕事を制限せざるを得なくなったりと、経済的に大きな負担となります。
今までがんに関することは医療の領域とされ、市町村などはがん検診など予防には関わるものの、がんにかかってしまったらその後の支援は病院任せ。がんがまだ死の病だった時はともかく、今は治療を受けながらでも生きられる時代。つまり生活に対する支援が必要になっています。
今回、市に求めたいことは3つ。
1つ目は介護保険が活用されていないこと。
40歳以上のがん患者なら、車椅子や介護ベッドのレンタル、訪問看護や通院の際の介護タクシーなどが介護保険サービスで利用できます。
でも65歳未満の介護が必要ながん患者で、実際に介護サービスを利用した人は1/3程度。高齢者向けのサービスだと思われていて、がんで利用できることを知らなかったという人が多かったそうです。
制度の周知や使い勝手について求めていきます。
2つ目は相談窓口の設置。
介護保険サービスを含め、がん患者が利用できる制度が知られていません。
特に私の周囲には、受給できるのに障害年金を申請していない人が何人もいました。もらえる要件を知らず、また手続きに必要な書類も複雑で、それを揃えるだけでも患者には大きな負担です。そのサポートは行政でやれないものでしょうか。
他にも保育料や国保税の減免制度など経済的な負担を減らす制度や乳がん治療の前に卵子凍結などの費用を助成する制度など、申請しなければ使えない制度も自分で調べるほかありません。もっと患者に寄り添った支援が必要です。
3つ目は40歳未満の患者への生活支援。
病気が進行し在宅で療養するときに利用できる介護保険サービス。これは介護保険に加入する40歳以上でないと利用できません。
そのため介護ベッドを自費で購入したとか、通院のための介護タクシーに往復数万円かかったという話を聞かされることがあります。
自治体によっては40歳未満の患者の生活支援に、介護サービスと同様の補助をしているところも増えており、市でも実施を求めています。
対象人数で言えばふじみ野市内で数人程度かと思いますが、本当に困っている人にこそ行政の支援を届けてほしいと思います。
私の一般質問は、12月10日(金)。他の議員の質問時間にもよりますが、おそらく午後2時以降の登壇になるかと思います。
お時間があれば、ぜひ傍聴にお越しください。傍聴人がいると、勇気づけられます。当日は市役所本庁舎4階の議会事務局で傍聴受付しています。
3人、木、自然、空の画像のようです

文化事業で電子チケットの導入を-12月定例会一般質問

文化事業で電子チケットの導入を。
12月定例会の一般質問では、文化振興事業をシティプロモーションと位置付けることについて質問します。
今までのふじみ野市の文化事業、申込できるのは「市内在住・在勤・在学」の人が対象になってることが多かった。
どうして市外の人が参加できないのかと聞くと「市の財源でやってることなので・・・」と。
私が市外の音楽会や舞台を鑑賞するときは、それが自治体主催であれ営利目的であれ、友達を誘ってちょっとおしゃれもして、せっかくだからと会場の近くでおいしい食事やお酒を楽しむ。
市外の文化施設で合唱や吹奏楽などに参加して、練習帰りに仲間と食事を楽しむ人も大勢いる。
こんな素敵なホールがあって文化的なイベントがあるって、気持ちにゆとりがある街なんだろうなと思う。
商店街を盛り上げようと年に1度市内の人しか来ないお祭りを開催するのもいいけど、文化事業で市外の人を呼び込んで、そこで過ごしてもらってお金も落としてもらうのも立派なシティプロモーションになる。
そんな視点で、文化事業を推進してほしいと思っています。
そこで問題になるのが、先ほどのチケット。
最近の文化事業は「市内在住・在勤・在学」こそなくなったものの、会場など市内の販売場所までチケットを買いに来なければなりません。
それでは市外の人は参加しづらいし、市内でも場所によってはわざわざ買いにいくのは大変。販売時間も限られています。
お隣の市も町も、いまどきオンラインでのチケット購入は当たり前。ふじみ野市だけが、残念なことになっています。
12月定例会では、この問題について質問します。
日時は12月10日(金)、時間はおそらく午後2時以降。
お時間あれば、ぜひ傍聴にお越しください。
ちなみに、こちらの「夢と魔法の音楽会」。
12月19日15時30分開演の2部ならまだチケットあるそうです。
でも平日にステライーストまで購入しに行かなければなりません。もし希望する人がいれば、代わりに購入しておきます。(小学生以下無料)
4人、立っている人、テキストの画像のようです

Twitter プロフィール
アフラック募集代理店・ファイナンシャルプランナー・ふじみ野市議会議員・小学生の母。最近はfacebook中心。フォローミー。mixiもやっとります

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